得たフェスも近いので、誰も得しないDark Depths デッキ(以下DD)の解説記事でも書く。

デッキのタイトルにもなっているキーカードがこちら

暗黒の深部/Dark Depths (あんこくのしんぶ)
伝説の氷雪土地

暗黒の深部はその上に氷(ice)カウンターが10個置かれた状態で戦場に出る。

(3):暗黒の深部から氷カウンターを1個取り除く。

暗黒の深部の上に氷カウンターが1個も置かれていないとき、それを生け贄に捧げる。そうした場合、飛行と破壊不能を持つ《マリット・レイジ/Marit Lage》という名前の黒の20/20の伝説のアバター(Avatar)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。


上記のカードを《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》や《演劇の舞台/Thespian’s Stage》とあわせて速やかにマリットレイジトークンを出して殴る簡単マジック。

ここまで読んで、マリットレイジってなんじゃいという方もいると思いますので、Wikiよりぺたり

「マリット・レイジ/Marit Lageは、氷河期のドミナリア/Dominaria、海底に凍りつき眠っていると伝えられる荒ぶる女神。Brine Shaman(大海のシャーマン)らに崇められている。その正体はプレインズウォーカーではないかと考える者もいる。」

正体は女子力20の荒ぶる女の子でした。ワンチャンPWとして登場も。
そしてもうひとつの疑問。

「マリットレイジって暗黒の深部にしか出てこないの?」

実はマリットレイジの名前がはじめて出てきたのは、アイスエイジ。
Curse of Marit Lage、マリット・レイジの怒り/Wrath of Marit Lage(8版で採録)という二つのカードが収録されています。本体は超強いのですが、怒りや呪いといったほかの能力(感情?)はゴミカスレベルです。
あと、さりげなく8版の脱水のFTにも出てきます。

マリット女史についての小ネタはここまで、次に弱点を見に行きましょう。

①《剣を鍬に/Swords to Plowshares》や《流刑への道/Path to Exile》のような追放除去
破壊されないは強いキーワードですがレガシー環境には追放除去があふれているので・・・。ソープロは20点ゲインすることができますが、パスは何も生み出さない・・・。

②各種バウンス
トークンなので・・・

③《不毛の大地/Wasteland》
特殊地形である限り避けては通れない道。

④《もみ消し/Stifle》
ヘックスメイジの軌道型能力にえいってされると萎える。ちなみに暗黒の深部の誘発能力ももみ消しできますが、こちらは氷カウンターが乗っていない限り無限に誘発するのでトークンが出るのをとめられません。

⑤《未練ある魂/Lingering Souls》をはじめとするチャンプブロッカー
飛行は付いていてもトランプルは持っていないのでダメージが通りません。

と、他のコンボデッキに比べて弱点多すぎワロタな状態です。
愛(と対策)がなければこのデッキは使えません。

くじけずにひとつひとつ対策を練っていきましょう。

①《剣を鍬に/Swords to Plowshares》や《流刑への道/Path to Exile》のような追放除去
インスタントタイミングで被覆呪禁プロテクションを持たせる(森を護る者、ルーンの母)。
除去を打たせない(虚空の杯×=1、ハンデス)。
消耗の儀式、投げ飛ばしといった除去が割り込めないダメージ源

②各種バウンス
①と同じような対策で。ただメインから入っているバウンスは神ジェイスか《棘鞭使い/Stingscourger》くらい。前者は相手のメインで動かないように、後者もバイアルが2以外ならジェイスと同じように動く

③《不毛の大地/Wasteland》
目には目を不毛には不毛を。
ロームでもう一回
ヘックスメイジを二体並べてスタックでえいっ

④もみ消し
こちらも不毛と同じくロームが2体以上並べてスタックで。不毛が効かないがソープロと同じく1マナなのでチャリスをおきましょう。

⑤チャンプブロッカー
パルス、ディード、ラスゴ等でまとめて流す(マリット女史は破壊不能)。
プロテクション、トランプルを付与して殴る。
投げ飛ばす。

長くなったので1回目は終わり。
2回目から対策を踏まえてデッキの構築をする。
3回目はたぶんない。

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